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2013年9月2日月曜日

原発20キロ圏内などから避難している高齢者が「認知症」となるケースが続出

☆福島原発事故 全住民避難7町村 要介護者が増加
(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130902-00000047-mai-soci

http://www.peeep.us/561a47ce

これまで避難者を50人以上受け入れてきた福島市の特別養護老人ホーム「ロング・ライフ」の森重勝事務局長(72)によると、要介護者の大半は認知症という。

(略)

さらに、同施設への相談事例では、介護する家族がうつ病を発症するケースも。




《おまけ》

☆長期宇宙ミッションでアルツハイマー病が加速する恐れ、米研究
(元旦のAFP通信)

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2918648/10046045

すると、放射線を浴びたマウスは記憶能力を試すテストに失敗する確率がはるかに高く、神経の損傷が通常よりも早期に発生することが示唆された。




《「チェルノブイリ認知症」など》

▼ Health Effects of Chernobyl
25 years after the reactor catastrophe

チェルノブイリの健康被害
原子炉大惨事から25年の記録


http://isinokai.churaumi.me/2012/03/07/chapter7/

放射線被ばく後の神経障害と精神障害

 以前にチェルノブイリ地域に住んでいた多くの成人が精神病性障害に苦しんでいる。その原因として、放射線で神経細胞が損傷されるのではないかといわれている。1992年という早い段階からこの説を唱えていたのが、キエフにあるパラギュイン生化学研究所のナデイダ・グラヤである。

別の可能性として、電離作用をもつ放射線が特に血管に障害を及ぼした結果、大脳の血流障害が起き、脳への組織傷害が引き起こされるのではないかとも考えられている。この説は、モスクワにあるロシア科学アカデミ-の神経生理研究所のジャヴォロンカヴァにより提唱された。

 さまざまな国の科学者たちが指摘していることだが、最大の問題となるのが、チェルノブイリ事故が人々のメンタルヘルスにいかに影響を与えたかということである(ここで問題にしているのはいわゆる“放射線恐怖症”のことではない-“放射線恐怖症”とはモスクワで作り出されたにせの病気で、放射能から国民の目をそらすため、何の証拠もないのにあらゆる健康問題の“真”の原因であるかのように宣伝してきた)。

 WHOとIAEA、チェルノブイリ・フォ-ラムの健康に関する専門家チ-ムは、特別に注意を払うべき領域として次の4つを指定した;①ストレスに関係する症状、②小さい子どもの脳発達への影響、③高度に被ばくした汚染除去作業者の器質的脳障害、④自殺率。K.ロガノフスキ-がすでに指摘していることであるが、日本の原爆被爆者では6%もの人が統合失調症になっている。チェルノブイリの汚染除去作業者は、放射線の直接作用だけでなく、事故による他の原因で精神障害になるリスクも抱えていることは疑いようもない。

 ロガノフスキ-は、汚染除去作業者ががん以外の疾患にかかる危険率を出そうと、多くの異なる研究を集め検討した。そして、統計学的に有意な結果が得られた。それによると、被ばくした1グレイ当りのリスクの増加(過剰相対リスクERR/Gy)(訳注:1グレイ被ばくした時、ある病気になる確率がどれくらい増えるか、ということである。0.4であれば100人が140人に増えるということになる)は、以下のようになる。

 精神障害はERR/Gy=0.4(95%信頼区間=0.17―0.64)、神経学的感覚障害は0.35(95%信頼区間=0.19―0.52)、内分泌疾患は0.58(95%信頼区間=0.3―0.87)(ビリウコフら2001、ブズノフら2001、2003)、神経症性障害は0.82(95%信頼区間=0.32―1.32)である(ビリウコフら2001)。しかし、全体としてもっとも高リスクのものは、脳の血流障害(脳血管機能障害)で、1.17(95%信頼区間=0.45―1.88)である(イワノフら)。

 さらに最近、150ミリグレイ(mGy)を超える外部放射線被ばくだけで脳血管機能障害のリスクが高まることがわかった。ERR/100mGy/day=2.17(95%信頼区間=0.64―3.69)が示された(イワノフら2005)。

しかしながら、これらの結果は、適切にデザインされた精神医学の調査と標準化された診断手続きによってなされたものではなく、精神障害に関する州の健康システムからの情報を単に解析したものに基づいている。

 しかし、旧ソ連を後継した国々で精神医学の教科書的知識を見てみると、身体疾患との誤解や精神障害のシステムにおける診断の誤り(例;精神病性や器質性とせずに神経症性とする場合)のため、精神障害が行きすぎた過小評価を受けていることがうかがえる。実際、ウクライナ保健省は、1990年、1995年、2000年での精神障害の発症率を、それぞれ2.27%、2.27%、2.43%と計算している。

 しかしながら、標準化された手法を用いたWHOの世界精神保健調査(WMH)によると、ウクライナの発症率は20.5%(95%信頼区間=17.7―23.3)とされる。つまり、州の健康システムは、精神障害の発症率を少なくとも10分の1も過小評価していることになる。世界精神保健調査には、恐怖、うつ、心身症やアルコ-ル乱用などのいわゆる精神不安が含まれるが、精神病、器質的障害に基づいた精神障害や精神遅滞といった専門用語の使用は避けられている。



http://isinokai.churaumi.me/2012/03/07/hapter2/

2.4 精神疾患

1993年1月13日発刊のモスクワタイムズの報道によれば、サンクトペテルブルクにあるクリニックで汚染除去作業員1600人を検診したところ、その80%が深刻な精神的問題に苦しんでいるという結果であった。

また、医療的援助を求めている作業員たちの40%は記憶喪失などの精神神経疾患に苦しんでいることがわかった。

数千人の汚染除去作業員のうち数十人は失語症や抑うつ状態、記憶障害、集中力の喪失に苦しんでいる。

(略)

ロシア科学アカデミ-の神経生理学研究所のL.A.ザボロンコバと公衆衛生省放射線研究所のN.B.ホロドヴァは汚染除去作業員たちに神経学的調査をしたところ、高次認知機能や精神機能が損なわれていた。それらは、思考の遅延、疲労の増大、視覚性・言語性記憶障害、高次運動機能障害などである。これらの症状は早期老化によるものと類似していた。




▼〔被曝資料〕記憶力・集中力の低下(放射線誘発の脳損傷)▼

408 名前:地震雷火事名無し
投稿日:2011/08/18(木) 08:44:42.72 ID:133NYhW80

最近急激に物忘れが激しい。
タレントや有名人の名前が出ない。
以前から物忘れの多い方ではあったが桁が違う。
特ダネの小倉が一瞬でないとか浅田真央ちゃんとかも中々でなかったりするレベル
短期記憶に支障はない。
長期記憶にかなりボケ症状が出てる。
ただの個人的な若年性アルツハイマーなのかセシウムなどによる脳の委縮なのか判らない

ちなみに今は避難中だが、もともと柏に住んでいる

家の外の駐車場のある場所は直置きで1μsv/h
地上1mで0.18-0.35あたりが多い
風により0.5台も無くは無いというか時々ある

子供も物忘れの症状はあるというが普通に忘れるレベルかは判らない。

鹿児島に来て柏にいた時ずっと感じていたじんわりと疲れる感じ
だるさは無くなった。

夏休みだけの避難なのでまた帰るのに不安がある。
もし物忘れが放射能によるものだと子供への不安が更に募る。
けどあまりその症状の人はいないので気のせいというか
個人的な症状なのかな




411 名前:地震雷火事名無し(北海道)
投稿日:2011/08/18(木) 09:23:35.49 ID:PbxFI2zm0
チェルノでも「記憶力低下」はあったと記憶していますが。




415 名前:地震雷火事名無し(東京都)
投稿日:2011/08/18(木) 11:08:29.52 ID:phoKXukQ0

重いものでないといいですね。ヤブロコフ・ネステレンコ報告
(注:PDFである)
http://www.strahlentelex.de/Yablokov%20Chernobyl%20book.pdf
をみた感想ですが、参考まで。


ウクライナでは、事故後5年の時点では、循環器系疾患についで、神経系疾患が問題であった模様。

>In 1991 the prevailing primary physical disabilities in the
contaminated territories were due to circulatory problems (39.0%) and
diseases of the nervous system (32.3%).
(ウクライナ、46頁パラグラフ18)

・1991年、汚染地域での病身者(訳注・この定義は不明)の主疾患においては、循環器系疾患(39%)及び神経系疾患(32.2%)がよくみられた。


その理解の上で、記憶障害(短期を除く)が関連しそうなものを強引に引っ張りだしてみると、

(1)疲労にも関連しているもので目に付いたには、先ず甲状腺機能低下(>>194、poor memory)かな。あとは、慢性疲労症候群。

(2)疲労には関係しないものだと、チェルノブイリ認知症。

>“Chronic fatigue syndrome” (慢性疲労症候群).excessive and unrelieved
fatigue(とれない疲れ),fatigue without obvious cause (理由なき疲労), periodic
depression,memory loss (記憶の喪失),diffusemuscular and joint pains, chills
and fever, frequentmood changes, cervical lymph node
sensitivity,weight loss; it is also often associated with immune
system dysfunction and CNS disorders(中央神経系障害).
(322頁パラ6)


>There are increasing instances of a phenomenon termed “Chernobyl
dementia,”(チェルノブイリ認知症)
which includes disorders of memory, writing
(記憶力・筆記力の障害),convulsions,and pulsing headaches,caused by destruction
of brain cells in adults
(ロシア、109頁パラ8)




《「チェルノブイリ鬱病」や「チェルノブイリ無気力症候群」》

702 名前:名無しさん@お腹いっぱい。(茸)
投稿日:2011/11/01(火) 00:31:13.12 ID:2/7iA4qi
気のせいだと思い込んできたけどやっぱり明らかに集中力がなくなった 10分もまともに集中できない@都内勤務


709 返信:名無しさん@お腹いっぱい。(東京都)
投稿日:2011/11/01(火) 02:27:24.80 ID:eZKATdUy

女性・子供なら甲状腺の問題の可能性が思い当たるけど、中央神経系の問題の可能性もあるかもしれない。

ヤブロコフ・ネステレンコ報告(注:PDF)
http://www.strahlentelex.de/Yablokov%20Chernobyl%20book.pdf

>Neurological and psychiatric disorders among adults weresignificantly
higher in the contaminatedterritories (31.2 vs. 18.0%).Impaired
short-term memory and attention lapse were observed among highschool
students aged 16 to 17 and the seriousness of these conditions
correlated directly with the levelsof contamination
(ベラルーシ、105頁パラ7)

・大人の神経精神障害は、汚染地域において著しく高かった(31.2% 対 18.0%)。短期記憶障害及び集中力散漫(attention
lapse)は16―17歳の高校生の間に見受けられ、これらの状態の重症度は、汚染水準と直接に相関していた。


>Autonomic nervous system disorders among liquidators who worked in
1986-1987 differed fromdisorders in liquidators from 1988-1989 in
stability, expressiveness, paroxysmal variants, presence ofvestibular
I-III dysfunction, and peripheral hemodynamic disturbances. Autonomic
nervous systemdisorders are closely connected to disorders
ofneuropsychiatric behavior such as asthenia,
disturbedmemory,attention deficits, emotional disturbance, neuroses,
hypochondriasis,and depression
(ウクライナ、108頁パラ19)

・1986-1987年に従事した作業員の自律神経系障害は、1988-1989年の作業員の障害とは、その安定性、発現性(expressiveness)、発作性の変型、前庭系I-III型障害の存在及び末梢部位の血行動態障害に関して異なっていた。自律神経系障害は、精神神経行動の障害(例えば、無力症、記憶障害、集中力欠如(attention
deficits)、情緒障害、神経症(neuroses)、心気症(hypochondriasis)、うつ病)と密接に関連している。


>Impaired short-term memory and attention deficit in pupils 16 to
17years of age in the contaminatedterritories correlated with the
level of contamination
(ロシア、109頁パラ6)

・汚染地域の16-17歳の生徒の短期記憶障害及び集中力欠如は、汚染水準に相関していた。


>Liquidators demonstrate impaired task performance, a shortening of
attention span, and problems withshort-term memory and operative
thinking. These features correspond to skill levels typical of10- to
11-year-old children and cannot be attributed to social factors - they
clearly testify toradiation-induced brain damage
(ロシア、111頁パラ26)

・作業員は、作業遂行障害、集中力期間(attention span)の短縮並びに短期記憶力及び生産思考力(operative
thinking)に関する問題を明示している。これらの特徴は、10―11歳の子供に典型的な技能水準に対応するものであり、社会的要因に起因させるとこはできない―それらは、放射線誘発の脳損傷によるものであることの証拠となっている。





《被曝を起因とする「うつ病」や若年痴呆》

729 名前:地震雷火事名無し(栃木県)
投稿日:2011/10/05(水) 23:55:56.28 ID:fHsv4Qcz0

うつ病の話題が出たところで
(注:PDF)
http://www.strahlentelex.de/Yablokov%20Chernobyl%20book.pdf

5.8. 神経系の疾患や感覚器官と精神的健康に及ぼす影響. p104

Thirty-plus years ago, the nervous system was considered the system
most resistant to ionizing radiation,but this is apparently true only
in respect to large doses
(see , c.g.Gus'kova and Baisogolov, 1971).

30年以上前に、神経系は、電離放射線へのシステムが最も耐性と考えられ、これが唯一の大量投与に関して、明らかに真であるとされました(参照、例:Gus'kovaand
Baisogolov, 1971)。

Accordingly, the report of the Chernobyl Forum(2005) attributed all
neurological illnesses, increased levels of depression ,and mental
problems to posttraumatic stress
(Havenaar, 1996; Havenaar et al, 1997ab).


したがって、チェルノブイリフォーラムの報告書(2005)はすべての神経疾患、うつ病の増加レベル、および精神的な問題の原因が心的外傷後ストレスにあるとした。

Since the Chernobyl catastrophe it is clear that low doses and low
dose rates of radiation have enormous impact on the fine structures of
the nervous system,on higher nervous system activities, and ocular
structures, as well as on neuropsychiatric disorders that are
widespread in all the contaminated territories.


チェルノブイリ事故以来、すべての汚染された地域で普及している精神神経疾患と同様に、低線量と放射線の低線量率が高い神経系の活動、および眼の構造上の神経系の微細構造に大きな影響を持っていることは明らかにした。

There is a growing body of evidence supporting radiosensitivity of the
brain(Nyagu and Loganovsky , 1998).

脳の放射線感受性サポートすることを示す成長中の身体があります。




5.8.1.5. 結論. p112

Clearly, the existing radiation levels in the contaminated territories
have harmed the central nervous system of countless people.

汚染された地域内の既存の放射線レベルは、無数の人々の中枢神経系に害をはっきりとなしている。

For many inhabitants of the contaminated territories, especially
persons that were radiated in uitero and liquidators, nervous system
function,attention span,operative thinking, and dreaming, are
deteriorating.

汚染された地域の多くの住民、子宮内で放射された人と清算人では、神経系の機能、注意持続時間、生産思考、そして夢は、悪化している。


'--- in uitero → In utero と意訳 ---

These conditions are associated with deep cerebral hemispheric
damage:diencephalic areas, deep frontal , and temporal lobes,and
occipitoparietal parts of the cerebral hemisphere.

これらの条件は、深い大脳半球損傷に関連付けられています:
間脳の領域、深い前頭葉、と側頭葉、および大脳半球の後頭頭頂葉の部分。


なお、1970年代の新聞で、

関西電力の原発関連の職員で、ボケが出て死亡した30代の人に対して、関西電力は脳の検死解剖を要求した

という記事があります。つまり、電力会社の1970年代の総務の知識として、原発と精神疾患の関連がありとされていました。