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2012年1月14日土曜日

「原発国民投票」の投票設問は原発反対派に不利なものとなる見通し


国会は原発推進勢力が衆参とも過半数なので、原発容認派に有利な設問となる見通し。

          ↓

http://kokumintohyo.com/genpatsu-kokumintohyoqa/public_design#q3-1

Q3−1 国民投票が実施される時には、この市民案に沿って行われるのですか。

A.そうとは限りません。「原発」国民投票法を制定するのは立法府である国会です。当会は、この市民案の制定を立法府に要請しています。この市民案が超党派議員によって国会に提出され、可決されることを想定していますが、国会で議論を進めるなかで、政党等から「この部分を修正すれば賛成できる」というような意見があれば、可決されるために修正がなされることもあるでしょう。
ただ、その法案修正が、投票の公正さを損なうものでないかどうかについては、国会での議論を見守り、意見を表明していきます。




《関連ツイート》

Hibikilla
https://twitter.com/#!/hibikilla30/status/156419018469806081
今日聴いた1980年、スウェーデンの原発国民投票事例(推進案+段階的脱原発案が即時停止案を合計で上回り、結果原発は保全された)はとても参考になりました。


高橋裕行
https://twitter.com/#!/herobridge/status/156333446061502464
スウェーデンでは1980年に原発に対する国民投票が行われた。推進、容認、廃止の3つの選択肢で、推進、容認が60%、廃止が40%だった。結果的には廃止は過半数は取らなかったが、この結果を受けて2010年に現在の12機の原発を廃炉にする事が決まった。




☆直接民主制が解決しないもの (千日ブログ)

http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-883.html

現代における直接民主制の一つの形である国民投票(住民投票、レファレンダム)ですが、これにも「いろんな問題点があります」とのこと。

その例としては、まずスウェーデンで1980年に行われた原発についての国民投票。(この投稿の下書きを書いたのは2月26日のことであり、原発が出てきますが他意はありません)

選択肢は「原発容認」「12の稼働中原発のみ容認」「原発反対」の3項目で、

●原発容認 904,968票 18.9%
●稼働中原発のみ容認 1,869,344票 39.1%
●原発反対 1,846,911票 38.7%

といった結果に。スパッとした結果になりません。