(NHKニュース。2015年8月15日)
https://web.archive.org/web/20150815114453/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150815/k10010190981000.html
九州電力は、川内原発から半径160キロの範囲にある火山を対象に、過去に起きた噴火などをもとに影響を評価し、桜島など周辺の火山の噴火で15センチの厚さの火山灰が降ったとしても、原子炉などの安全性は保たれるとし、原子力規制委員会も、この評価を妥当としています。
その際の評価で、川内原発のある地域に最も影響があるとされたのは、およそ1万2800年前の「桜島薩摩噴火」で、その際には12.5センチの火山灰が周辺に降ったとされています。
《しかし…》
国際環境NGO グリーンピース委託レポート
(注:PDF 3ページ)
http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/JP_Volcano_Ash_report_by_John_Large.pdf
九州電力が甚大な火山被害の噴火例例として参考にしている、12,800年前の火山灰降降下物の地質記録に基づけば、もし偶然⾵風向きが北寄りの風から東寄りの風に変化したら、川内原発周辺の火山灰層の厚みは、約30cm にまで増大する。