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2014年2月28日金曜日

〔要点訳〕ドイツZDFテレビ「福島のウソ~東電と日本政府はトリックを使い日本人を騙した」

ドイツZDFテレビのハーノ記者
https://twitter.com/JohannesHano/status/438872459345817600
Here the link to our new film "Fukushima Lie" Part II
have fun.
http://www.zdf.de/ZDFmediathek/beitrag/video/2097900/ZDFzoom-Taeuschen%252C-tricksen%252C-drohen-?setTime=11.848#/beitrag/video/2097900/ZDFzoom-Taeuschen%2C-tricksen%2C-drohen




ドイツZDFテレビのハーノ記者
https://twitter.com/JohannesHano/status/438562853386059777
Don't forget. Tonight 23:15 zdfzoom "Die Fukushima Lüge" Everything under Control?




以下は在独邦人 emi kiyomizu さん
https://twitter.com/kiyomizu5
による要点訳。

       ↓

ドイツテレビZDF
「福島のウソ~東京電力と日本政府は脅しとトリックを使い日本国民を騙し続けた~福島第1原発はいまだにコントロールできていない!」

http://www.zdf.de/ZDFmediathek/hauptnavigation/sendung-verpasst#/beitrag/video/2097900/ZDFzoom:-T%C3%A4uschen,-tricksen,-drohen


福島第1原発事故から3年が過ぎたが、今も非常事態である。本当にコントロールできているのかわれわれドイツZDFテレビは調査したいと思う。

オリンピック招致のために「福島第1原発はコントロールできている」と安倍首相は世界に公言した。

京都大学の物理学者小出裕章氏が「福島の状況は日本政府の説明とは全く違う状態であり、制御ができていない状態である」と説明してくれた。

福島の周辺は放射線により湿地状態となっており、福島第1原発の周辺にある井戸から高濃度の放射性物質が検出され、これら高濃度の放射性物質の一部が海に流出している状態である。

小出裕章氏は「福島第1原発から放射線は毎日流出して、広範囲の地域に放射線が拡大している。福島第1原発は広島原爆の185倍の核燃料がある。1号機から3号機の溶解した核燃料はどこにあるか誰も分からない状態である」と話した。

放射線汚染水を保管するタンクも、東電は費用を節減するために、質の低いタンクを作ったと話した。チェルノブイリ原発事故よりも悪い状態で、今も進行が続いている状態だと話した。

原発ロビーの陰謀を話してくれた日本の元首相・菅直人氏は「日本政府は私を追放し、原発を新しく建設しようとしている。日本政府は原発エネルギーに逆戻りしようとしている」と話した。


福島第1原発の周辺は永遠に誰も住めない危険な状態になっている。


双葉町は誰も生きられない危険地域である。



福島県双葉町の井戸川克隆・元町長は
「福島第1原発が爆発した時我々住民は全員死ぬと思った。東電は自分達の事しか考えていない、この事は世界の人たちに知ってもらいたい。日本政府も東電も、誰も責任を持とうとしないし、非人間的であり、政治家は原発推進勢力の言いなりになっている」と怒りで話した。

井戸川町長は放射線被曝の影響で喉の痛み、鼻血や下痢,胃の痛みがあり、このような健康状態から推測するに、て数十万ベクレルの放射線量が降下したと思われるとHANO記者は述べた。

東京でオリンピックが開催される事になり、日本のマスメディアは福島の真実の状態を国民に知らせる事が出来ない状態にさせられている。


京大の 山敷庸亮准教授は
「雨や雪で大量の放射線が阿武隈川に流れ、海に流れ、また、福島第1原発の汚染水も阿武隈川に流れ海に流れていると話した。福島第1原発から80kmの海水や海底の土壌の放射線検査をしたら、今までに10テラベクレルの放射線量が海に流出したと思われる。数十年にわたり、魚に放射線の影響が出ることになる。
福島第1原発事故前の規定量は100ベクレル/kgだったのに、日本政府政府は8000ベクレル/kgに変更し、8000ベクレル/kg以下なら安全だと国民は思っている(思い込まされている)が大きな問題であると話した。日本国民がこれらのことを心配しないと、日本政府は何も行動しない」
と話した。


(セシウム134とセシウム137の濃度の合計が100ベクレル/kgを越えると、低レベル放射性廃棄物として管理しなくてはいけない)


山敷准教授は「海の放射線汚染については誰も考えようとしないし、無視している」と話した。

HANO記者は農家を訪れた。350頭の牛が放射線で被曝して売る事もできず収入もない状態である事実を見た。

農夫は350頭の牛が放射線で汚染された草を食べるので白い斑点が体中にできた。

これは今まで40年も見たことがなく、皮膚病でなく、放射線の影響であると話した。福島県庁の関係者や科学者は、2回訪問しただけで牛を殺せと言い、放射線の影響である証拠を残さないために隠滅しようとしていると話した。

私は絶対に牛を殺さないと話した。


日本政府は、除染を行い、福島の住民達を戻そうとしている。

日本のマフィアであるヤクザ達が無職者やホームレスなどの低下層の人たちを福島の除染作業や福島第1原発の収束作業に連れてきて、危険な仕事をさせている。

原発労働者たちには4千円から7千円の日当が支払われるが、10%はヤクザに支払わなければならない(ピンはね)。

原発労働者たちが病気になったり、癌になって死亡しても誰も分からない状態であり、放射能による因果関係を示す証拠を残さない状態になっているのである。

日本の末端・最下層の人たちが犠牲になっている。この人たちの生命を守ることより、利権を守ることが優先されている。

ある原発労働者は「マスコミの取材に応じて東電を批判すると、ヤクザにリンチされる」と話した。

日本の科学者たちは、東電から抑圧され、みな沈黙し、福島第1原発の状態を黙認している状態である。


東京オリンピック開催が発表された後、日本の科学者たちは福島に関係した研究報告が出来ない状態になっている。事実、福島第1原発はコントロールなど出来ていないのである。


首相補佐官だった馬淵澄夫氏は
「東京電力は、高い費用がかかるので、防災のための必要な措置を妨げてきた」
と報告した。これは東京電力の内部文書から明らかにされた。

新潟県知事の泉田裕彦氏は
「東電は福島第1原発の真実も言わないしモラルもない。コントロールできていると言うが責任は持たない」
と話してくれた。

「原発事故が起きれば日本の国民達が膨大な影響を受けるが、銀行は損失がない限り原発企業に融資を行なう」
とも話した。

「原発推進派達はウソと隠蔽を続けてきた。非人間的だ」
と話した。

「原発に対して新しい安全政策を作り、これから原発の再稼動を行い、原発を推進させていくつもりだ」とわれわれドイツテレビ取材陣に話した。


山下俊一教授はニコニコ笑って暮らせば放射線の影響はないと国民に話した御用学者で、このような人物を日本政府は福島県立医科大学の副学長にしたのである。


井戸川克隆・元町長は
「原発を再稼動させようとする人たちや安倍首相は、福島を訪ねる事もなく、見る事もなく、人間として、恥ずかしく、国民に対して、無責任だ」
と怒りで話した。


政府や東電、原発推進派達は日本の原発は安全であるという「人口的な神話」を作り、国民に信じさせようとしたのである。

「原発事故を起こしても安全だ」と嘘を言う人たちは、われわれドイツZDFテレビ取材陣のインタビューに応じようとはしなかった。

強力な日本の原発推進派「原子力村」は、福島第1原発事故の事実を隠すために、トリックを使い、日本国民を騙し続け、何をしても構わないと思っているようだ。