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2014年2月4日火曜日

〔覚え書き〕直筆ではなくワープロで「遺書」を書いた伊丹十三監督は転落死の直前に「医療廃棄物利権」を追っていた

☆伊丹十三

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E4%B8%B9%E5%8D%81%E4%B8%89#.E7.AA.81.E7.84.B6.E3.81.AE.E6.AD.BB

かつて『ミンボーの女』(1992年)公開後に襲撃事件があった経緯から、当初から暴力団の関与を疑う声はあった。ただ、事務所にワープロ印字の遺書らしきものが残されていて、そこに「身をもって潔白を証明します。何もなかったというのはこれ以外の方法では立証できないのです」との文言があったことから、写真週刊誌「フラッシュ」によりSMクラブ通いや不倫疑惑が取り沙汰されたことに対する抗議の投身自殺か、とも推測されるようになった。

だが、手書きでなくワープロというのが不自然だとされた。

また、死の直前、FLASHの記者から不倫疑惑について問われた際、伊丹は笑いながら「妻に聞いてみればいいよ」「(不倫疑惑は)いつものことだから」と軽口で答え、その様子がFLASH誌面に掲載されている。

また死の5日前まで医療廃棄物問題の取材も続けていた。

「飛び降り自殺」はまさにその直後のことであり(インタビュー、FLASH発売直後)、自殺直前の様子との不自然さから、その「自殺」には強い疑惑が持たれ続けている。




☆伊丹十三はなぜ死んだか?(医療廃棄物問題を追及していて殺されたのか?)
http://www.asyura2.com/0401/idletalk8/msg/256.html
投稿者 passenger 日時 2004 年 3 月 02 日


ところが、自殺から約3か月経った3月31日、NHK(総合テレビ)が誠に興味ある番組を放映してくれたため、筆者の疑問は一気に氷解した。その番組よると、どうも、伊丹の自殺の背景には「医療廃棄物問題」があったらしいのだNHK総合テレビ3月31日午後10時00~10時45分の『伊丹十三が見た医療廃棄物の闇~病院の裏側を追った伊丹監督最後の3カ月間』によると、伊丹は自殺の5日前まで、医療廃棄物問題の取材を続けていたという。

伊丹は、本来カネをかけて、有害な影響が周囲におよばないように適切に処理して捨てなければならない資料廃棄物(ウィルス等に汚染された恐れのある注射針や脱脂綿や包帯、あるいは肉片、最悪の場合は中絶胎児なども)が、カネをけちる愚か者(医療関係者)によって、不法に、そこらの空き地に捨てられているという事実などに注目し、取材を重ねていたという。

医者の世界は、伊丹のような優れた知性の持ち主が本気になって調べれば、いくらでも「犯罪的事実」が出てきかねない、伏魔殿のような世界なのである。しかも、伊丹は、大島渚監督のような、人を楽しませる素質があまりない「りくつ屋」ではない。「葬式」とか「課税」とか「暴力団対策」といった、人々の、ありふれた、凡人の目にはさして面白いとも思えないような日常的な営みを、優れた「娯楽映画」に仕立て上げるという、高度な知性と才能を持っている。伊丹の手にかかれば、「医療廃棄物問題」などという、およそ凡人には娯楽映画の題材になるとは思えないような問題でも、面白い映画に仕立てて大勢の観客を引き付けることは可能であろう、ということは想像に難くない。

もしそうなった場合、日本の「医者の世界」と医療関連業界はどういう立場に立たされるであろうか?…………医者と医療関連業界の「犯罪」に国民全体の関心が集まり、そして「薬害エイズ」など比較にならないような大スキャンダルが惹起されるであろうことは、容易に想像できよう。