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2013年12月3日火曜日

〔茨城県東海村〕膨大な量の「プルトニウム溶液」が爆発する恐れ

☆原子力機構の高レベル廃液、水素爆発の恐れ 東海村
(朝日新聞)

http://www.asahi.com/articles/TKY201312020195.html

https://web.archive.org/web/20131202202443/http://www.asahi.com/articles/TKY201312020195.html

施設内には液体プルトニウム3・5立方メートル、高レベル廃液は430立方メートルある。



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投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 12 月 03 日 00:02


(3) 考えられる周辺公衆への影響

JAEA は、「潜在的な危険の原因」とされるこれら二種類の溶液を安全に貯蔵するためには、冷却(崩壊熱除去)及び水素掃気を継続する必要があると説明している。

現在、これらの溶液は、現行の安全規制を満足しつつ貯蔵されているが、冷却機能及び水素掃気機能を長期間にわたって喪失する事態が発生したと仮定した場合には、プルトニウム溶液の沸騰や水素爆発により東海再処理施設の外部に放射性物質が放出される可能性があるとしている。

JAEA では、プルトニウム溶液は冷却機能喪失後 23 時間~71 時間で沸騰に達し、水素掃気機能喪失後約 11 時間~144 時間で水素の爆発範囲の下限値である 4%濃度に達すると見込んでいる(表 2 参照)。また、高放射性廃液は、冷却機能喪失後 55 時間~258 時間で沸騰に達し、水素掃気機能喪失後約 38 時間~2170 時間で水素の爆発範囲の下限値である 4%濃度に達すると見込んでいる(表 4 参照)。


①プルトニウム溶液

JAEA は、プルトニウム溶液を液体で貯蔵することに伴うリスク評価として、次の仮定のもとで周辺公衆に与える影響を評価しており、その評価結果は放出放射能量で約 1GBq、実効線量※で約 10μSv としている(資料 3 参照)。

※実効線量は、事故が継続する間(24 時間)、敷地境界線に人がいたと仮定し、そのような人が被ばくする一人あたりの被ばく線量として算出。


【プルトニウム溶液の貯蔵に伴う事故の仮定】
プルトニウム溶液を内包する分離精製工場内の 7 貯槽の空冷機能喪失が継続することにより、これらの貯槽全てにおいてプルトニウム溶液が同時に沸騰し、放射性物質を含むミストが外部へ放出するとし、その後、冷却機能が回復するまでに 24 時間を要すると仮定。