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2013年12月1日日曜日

【突然死】原発事故直後の東北3県では「心停止のリスク」が最大で1・7倍に上がっていた

☆震災直後の東北3県、心停止リスク2倍弱 阪大など調査
(朝日新聞)

http://www.asahi.com/articles/OSK201311280182.html

https://web.archive.org/web/20131130203842/http://www.asahi.com/articles/OSK201311280182.html

東日本大震災で大きな被害を受けた東北3県で、地震後4週間にわたり病院外で心停止を起こした人が増え、通常時と比べた心停止のリスクが最大で1・7倍に上がっていたことが大阪大の北村哲久助教(環境医学)らの研究でわかった。




《おまけ》

☆フェルネックス「チェルノブイリの教訓を無視する福島」福島県在住の若い患者の間で心筋梗塞、糖尿病、眼科疾患がでている
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/372.html
投稿者 石井広国 日時 2012 年 8 月 08 日


ミシェル・フェルネックス教授は5月に来日した。
驚くべき福島、驚くべき日本を見たようだ。
とくに福島の医師に会ってビックリしたらしい。

(略)

- 福島医大の医師達と意見交換された感想は?


私は同大学の教授四人に会うことが出来た。
心臓科、泌尿器科、内科そして眼科の医者だ。彼らは全員
放射能汚染に起因する疾患に関してまったく無知だったようだ。
そして若い患者の間に心筋梗塞や糖尿病、眼科疾患が出現するの
を見て大変驚いていた。
私は彼らに、ゴメリ市でバンダジェフスキー教授が独立研究施設
ベルラードとの協力の下にチェルノブイリの被害者を対象に行っ
た研究について話した。
バンダジェフスキーの研究は、放射能汚染、特にセシウム137と今
挙げた疾患との因果関係を明らかにしている。




☆バンダジェフスキー博士院内記者会見の一部

http://chikyuza.net/n/archives/21025

長い間汚染地域に住む人達が新たな放射性核種を摂りこむとなるとさらに危険である。 最も危険なのは食品を通して体の中の臓器にとりこまれることだ。

子どもは10-30Bq/kgで60%に心電図異常が起きる。Bq数が上がると心臓の動悸の悪い子どもが増える。ベラルーシにはそういう子どもがたくさんいる。だから死んでいるのだ。70-100Bq/kgで、突然死のリスクグループに入る。

福島などで若い高校生が突然死している事例がある。知人の知人も突然死した。亡くなった方の臓器のセシウムを測定することには意味があるとお考えか?

→解剖すればセシウムは出てくるとは思うが、亡くなってしまった方はどうすることもできないのが残念だ。生きている方々を検査することが重要。かならず体内のセシウム濃度を調べる必要がある。そうすればリスクグループ(突然死に繋がるグループ)を把握できる。

環境中にセシウムが高い濃度で存在すると突然死の可能性がある。セシウムは特に心臓に対して激しく攻撃を加える。心筋細胞に蓄積し、代謝機能が失われ、エネルギー産出ができなくなる。心拍が乱れる。心停止する。突然死する場合の濃度に決められたものはない。僅か20-30Bq/kgでも心拍異常が出てきている。それが突然死の原因になりうる。子どもも大人も全員の線量調査を。

残念ながら皆様のところには情報が少ない。情報をこのまま隠しつければ日本人という国民はわずかになる。



☆児童、生徒の心電図異常増加…茨城
(2013年1月4日の読売新聞)

http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=70617

https://web.archive.org/save/http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=70617

茨城県取手市の市立小中学校の学校検診で、心電図に異常がみられる児童、生徒の数が、昨年度から増加していることが、生活クラブ生協取手支部など市内3団体の調査でわかった。



《ヤブロコフ報告書より》

http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/707.html

5.1.2.1 Belarus

(1)心臓および血管に関する病気は、全国でチェルノブイリの前と比べて10年で3-4倍増加し、ひどく汚染されたエリアでは3-4倍を超えるほど増加した。



5.1.2.2.Ukraine

(3)心臓および血管系の病気は、胎内で被曝した子供においてよりしばしば有意に発生した(57.8 vs 31.8%,p〈0.05)


(4)…若年の避難民と汚染エリアに住んでいる避難民において、アテローム性動脈硬化と心臓の虚血性の病気がよりしばしば有意に見られた。



5.1.2.4 他の国 Moldova
・・・検査されたChisinauの掃除人のおよそ25%で、大動脈の壁が厚みを増し、そして22%で心臓の左心室の肥大がそのままであった。


結論:
血液、造血器官および循環器系の機能不全に共通する原因のひとつとして、血管の内皮および血管を覆う表面の放射性物質による破壊である。血液および循環器系の増大せる罹病率へと帰着する、チェルノブイリの放射性物質による汚染の深刻な影響は疑い得ない。