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2013年7月1日月曜日

福島県須賀川市の中学校で「学校給食を福島の食材で」試食会

☆「給食を福島の食材で」試食会 (NHK福島放送局)

http://www3.nhk.or.jp/fukushima/lnews/6055630121.html

http://archive.is/LcZvo

県健康教育課の新井里美主任主査は、「子どもたちが地元に誇りを持ってもらうためにも保護者の理解を得た上で、安全が確認できた地元の食材を使っていきたいです」と話していました。



《ヤブロコフ博士の発言より》

http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/698.html

神保さん:例えば郡山のように避難対象とはならかなったものの比較的放射線量が高い地域の住民には何をアドバイスしますか?また,日本政府は避難地域のうち年間被曝量が20ミリシーベルト未満となるちいきについては住民を帰還させようとしていますが,それは適切だと思いますか?


ヤブロコフ博士:私のアドバイスは単純明快です。

個々人のリスクを特定してください。

個々人のリスクは目の水晶体の混濁,歯のエナメル質の変質,ホールボディーカウント,毛髪や爪に含まれる放射線核種の検査などで特定できます。

自分にそのリスクがあることが判明した場合,直ちに対処法を考える必要があります。

その地域から移住することも考えられますが,福島周辺ではどこかに避難しても,かえって放射線量が高いところに避難してしまう可能性もあります。

だから各地の放射線量を詳細に調べ,正確な放射線地図を作る必要があります。

あれだけの事故が起きた以上,もはやこれまで通りの生活は続けられないという現実を受け入れる必要があります。

福島周辺の全域,さらには東京でさえも,これまでの意識を変え,自分の周囲の食,水,土壌をすべて調べる必要があります。

本当のリスクを知ると最初はショッキングかもしれません。

しかし,これは100%の人が病気になるというようなものではありません。

おそらく,1%とか3%とか5%の人が癌やその他の病気になる程度でしょう。

多くの人々は汚染地域に住んでいても健康なままでしょう。

これはリスクの理解の問題なのです。

常にリスクに晒されていると感じながらその地域に留まるか,あるいは避難するか。

チェルノブイリの事故の直後,全ロシア人の15%が移住をしました。

一方で,数千人の人々が避難区域に不法に入植しています。

彼らは,あえて汚染地域に住むことを決断したのです。

自分は高齢だし元気だからここで闘うぞと。

決断はそれぞれの人が下すしかないのです。

年間20ミリシーベルトの基準はまったく誤った考え方だと思います。

そもそも私は線量評価そのものに強く反対しています。

それはあくまで平均値であり,すべての人を守るものではないからです。

それはあくまで何が起きたかについての一般的な印象を与えてくれるだけです。

それでも1ミリシーベルトは概ね妥当だと考えています。

リスクはゼロではありませんが,概ね妥当と言えるでしょう。

若い人や子どもには妥当ではありませんが,成人には妥当だと思います。

しかし,20ミリシーベルトはあり得ません。

馬鹿げています。

日本がその基準を採用していることを知ったときはとてもショックを受けました。

実に馬鹿げています。