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2013年2月4日月曜日

【文字起こし】ヤブロコフ博士の講演「チェルノブイリの教訓」


講演の動画
http://youtu.be/17IoMbk6lVw


☆ヤブロコフ博士 「チェルノブイリの教訓」 2012年12月15~16日 (文字起こし)
http://www.asyura2.com/12/genpatu29/msg/886.html
投稿者 mainau 日時 2013 年 1 月 30 日


〔グラフ〕日本における新生児死亡率と予測傾向からの逸脱 2002~2012
http://www.eizoudocument.com/06genpatsu/45frame18.jpeg
これは日本です。
2週間前に出版されたもので、日本の厚労省の公式統計を集計したものです。
ごらんのように、福島原発事故2か月後と9か月後に新生児死亡率が明らかに上がっています。
これは福島原発事故による影響なのですが、興味深いのは、この統計は日本全国のもので、福島に近いところだけではなく全国レベルで福島原発事故の影響が出ていることです。
東京やその他の地域、北の地、南の地と、注意深く調べるべきです。通常ではないデータが出てくると思います。

(略)

◎ガン以外の病気について
・事故のもたらした健康被害は多種多様、ガンはその10分の1にすぎない
・被曝したあらゆる人体組織・器官は被曝の影響を受ける
・被曝して影響を受けない器官はない
・影響の出方は、放射線を一度に大量に浴びるか長期にわたって低線量を浴びるかの違い


◎事故の影響を減らすためには
・チェルノブイリの経験では健康被害は5年以内にあらわれる
・平均的な被曝線量は意味を持たない。個々人、一人一人の健康調査が必要

・2つの検査が重要
・第1は血液検査、染色体の異常がどれだけ起こっているかを調べる
・第2はホールボディーカウンター、個々人の内部被曝の線量を調べる
 放射線核種を多く取り込んでいれば早急な処置が必要
 その方法はいろいろある