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2013年2月1日金曜日

「重症熱性血小板減少症候群」の病死者の身体にはダニにかまれた痕跡がなかった


☆山口県、感染確認で緊急会見 (中国新聞)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201301310042.html

http://www.peeep.us/13eaf238

同課の原田弘之課長は会見で、患者にこの感染症が確認されている中国への渡航歴がなく、体にはダニにかまれた明確な痕跡もなかったと説明。感染経路は「現時点では不明」としたが、「人から人へは容易には感染しない」と述べ、県民に冷静な対応を求めた。




《しかし「ヒトからヒトに感染する接触感染経路」もあることはある》

☆速報:国内で初めて診断された重症熱性血小板減少症候群患者
(国立感染症研究所)

http://www.nih.go.jp/niid/ja/sfts/sfts-iasrs/3142-pr3963.html

ヒトへの感染は、SFTSVを有するダニに咬まれることによるが、他に患者血液や体液との直接接触による感染も報告されている 。ウイルス血症を伴う動物との接触による感染経路もあり得ると考えられる。

(略)

医療機関における院内感染予防には、ヒトからヒトに感染する接触感染経路があることから 、標準予防策の遵守が重要である。