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2013年1月25日金曜日

〔稲作〕福島県で今年もコメを作付けするが「根拠なき楽観論」一色


☆コメ作付け前に説明会 (NHK福島放送局)

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054977881.html?t=1359043310297

http://www.webcitation.org/6DuvTKQZT

春からことしのコメの作付けが始まるのを前に、稲に放射性物質が含まれないよう注意することなどを説明する会議が、23日福島市で開かれました。

              ↓

509 名前:地震雷火事名無し(京都府)
投稿日:2013/01/25(金) 01:03:01.00 ID:Q+rb+m4f0
カリウムいれたら大丈夫なのか



《アーカイブ》

56 自分:名無しに影響はない(やわらか銀行)
投稿日:2012/08/22(水) 21:13:27.52 ID:vs7V7b2s

これらの表を作っていて思うのだが、農水省の米作付許可基準である土壌中セシウム濃度5000Bq/Kgは幾らなんでも高すぎだ。

中山・鈴木PDFに詳しく書いてある。
http://www.jca.apc.org/nnpp/nakayama/suidensakuduke.pdf

米の基準値が500Bq/kg(この米の基準値自体が高いという指摘もある)で、上記の移行係数(0.1)の逆算で、土壌中にはその10倍の濃度までが許容範囲、という考え方から、5000Bq/kgとしている。

農水省は、土壌の汚染基準をBq/Kgで示しているが、一般的なBq/m^2での換算値や換算法については黙している。
どうせ訳がわからないようにしているのだろう。

中山・鈴木PDFでは、2種類の換算法により、土壌中セシウム濃度5000Bq/Kgは、75万~112.5万Bq/m^2あるいは25万~37.5万Bq/m^2であろうとしている。
前者、75万~112.5万Bq/m^2は、「東電規定D区域:全面マスクが必要」な40万Bq/m^2をはるかに超える汚染度だ。
全面マスクしなけりゃ入れないような場所で米を作るのかよ。
それと同時に、チェルノブイリでの強制移住ゾーン55万~148万Bq/m^2にも当て嵌まる。
たとえ後者、25万~37.5万Bq/m^2だとしても、充分高すぎる汚染度合だ。チェルノブイリでの移住希望認定ゾーン18.5万~55万Bq/m^2に該当する。
チェルノブイリでは移住を認めたような場所で米を作るのかよ。


放射性廃棄物(Wiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84%E6%80%A7%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9
放射性のある廃棄物のなかで放射能がクリアランスレベル(しきい値)以下のものは、法定上は放射性廃棄物とはみなされず産業廃棄物として処理される。
原子力安全委員会は1997年からクリアランスレベルの検討を始め、2009年に放射性廃棄物の放射能のクリアランスレベルを1Bq/gm(1000Bq/Kg)と決定した。


つまり、原子力安全委員会は、2009年に1000Bq/Kg以上を放射性廃棄物と決定したそうだ。
農水省は、この基準値の5倍の5000Bq/kg、本来、放射性廃棄物である土壌で作った米を喰えという訳だ。
原発事故後、政府は放射性廃棄物の基準値を2009年決定値の8倍の8000Bq/kgに引き上げた。
これも許し難いが、米の作付基準値5000Bq/kgは、8000Bq/kgとたいした差は無い。
放射性廃棄物の基準値よりわずかに低い5000Bq/kgの土壌での米の作付を認めるとは、いったい何事だ。
どう考えたって、頭がおかしいだろ。

さらにひどいことがある。米を含む食品の安全基準値は2012/4/1から、500Bq/kgから100Bq/kgに引き下げられた。
このレスの冒頭に書いたが、「上記の移行係数(0.1)の逆算で、土壌中にはその10倍の濃度までが許容範囲、という考え方から、5000Bq/kgとしている。」だそうだ。
そういう考え方で決めたのであれば、食品の安全基準値が100Bq/kgに引き下げられたのだから、当然、それと並行して、米作付許可基準も1000Bq/Kgに引き下げるべきだ。
しかし、農水省はそれをやる気が一切ない。
農水省は、安全な食品の供給などまったく興味が無いようだ。国民に毒を食わせたくて仕方が無いのだ。

本当に、この国の政府は狂っているとしか言いようが無い。

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