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2012年4月28日土曜日
【脱原発】在欧邦人「ヨーロッパにおける反原発運動のノウハウ」
「いつも,権力より,1歩懸命な行動をしなければならない」
「日本国民は海外の新聞社や他国の市民に多くの日本の情報を,どんどん送っていくこと」
1.
エジプトやシリアの民主主義市民運動の活動家は,TWITTERやFACEBOOKを利用して,世界に、ヨ-ロッパに自国の情報(市民活動家の不法逮捕やリンチを受け死亡した活動家の事,政府の弾圧,汚職の事など)を流しています.
活動家は毎日,路上に出て行き,市民に,何が起こっているか,語っています.
市民は母親,老人,若い女性も青年も)彼等から情報を得て,国の状態を知り,毎日の抗議のデモが劇的に増大していきました.
彼等はFACE.BOOK,TWITTERを非常に利用しています.ある,活動家は「逮捕されても,私はインタ-ネットで情報を流し続ける」と話していました.
ドイツのZDFテレビ局は,エジプトの市民活動家の民主主義と戦う日々の行動をドキュメンタリーフィルムに作成して報道しました.
多くのドイツ人が,エジプトの国民が置かれている状態を理解しました.
このエジプトの行動は,日本も学び,TWITTERやFACE.BOOKを利用し,世界に日本の状態を知らしていく方向性を持つべきだと思います.
これは,日本政府に少なくとも打撃になります.そして,市民運動の構成になります.
2,
そして,ドイツの原発市民運動家は,抗議デモをする時,必ず新聞社(少なくとも2社)に連絡し,報道させます.
3月11日の我が町での(NO MORE FUKUSHIMA)のビラ撒き,原発廃止デモも,2つの新聞社が来て,写真,インタビューをしました.次の日には,大きく新聞報道がされました.これは,民主主義運動持続の為に,重要な知識だと思います.
マスコミを動かすことは必要です.(困難かもしれませんが,日本でも,1歩を初める必要があります.)
(彼等は30年~40年の原発市民運動や人権運動をしていますので,民主主義運動にプラスになるよう常に行動しています.若い人達も育成しています.)
活動家は,ヨ-ロッパ各国の活動家とコンタクトを取っていますから,共闘になります.GORLEBENでの反原発抗議デモの前にもフランスでの抗議デモが大きいかったことは,この共闘からです.
3.
今日の官邸前,再稼動反対抗議デモも,これからは,在日海外記者に毎回,連絡し,海外に報道させ,外部からの応援が必要です.
それでないと,この反原発運動は日本政府に弾圧を受け,消滅する可能性を懸念します.在日海外記者は,必ず,協力してくれるでしょう.
これからは,どんどん,在日海外記者に日本の状態を海外に報道させて,日本政府に打撃を与えるべきです.
ドイツの市民運動から学んだ事は,
A.いつも,権力より,1歩懸命な行動をしなければならない.
B.日本国民は海外の新聞社や他国の市民に多くの日本の情報を,どんどん送っていくこと.
C.友や近所の人と語り,今の状態を伝える草の根運動を継続する.
D.民主主義運動に参加する,若い人達を育てる.
等です.
ドイツも60年かけて,今の体制ができました.日本でもより団結して,持続した戦いをお願いします.
日本の市民運動の歴史は少ないですが,これからが始まりだと思います.(21世紀はインタ-ネットによる,市民革命です.)
日本の原発廃止と子供達の生命を守る為,日本変革の為にドイツの活動家と共に,応援のエールをドイツから送ります.愛する祖国の人達へ.