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2012年4月23日月曜日

劣化ウランが原因で病死したイタリア兵士は109人(2004年時点)


2004年10月。イタリアの有力通信社AGIが「イラクでの劣化ウランが原因で、すでにイタリア兵士109人が(交通事故より高率で)死亡した」との記事を配信した。ただし、これはひょっとするとイラクだけではなくコソボなどバルカン半島帰りで死んだ兵士も含まれるのかもしれないとの指摘もある。



☆イラクでの劣化ウランが原因で、すでにイタリア兵士109人が(交通事故より高率で)死亡

http://www.asyura2.com/0411/war61/msg/858.html

「すでにイタリアの兵員109人がイラクでの劣化ウランが原因で死亡」

ローマ発AGI──イタリアの軍人健康監視団体によれば、これまですでに109人のイタリア人兵士が、劣化ウランに晒されたせいで死亡しているという。

同団体は、現役兵士の犠牲者の41%が病死していることを重大視している。軍人保健監視団のドメニコ・レッジェロ氏によれば、「これによる犠牲者総数は109人に達しており、交通事故による死亡者数を越えている。このようなデータの重要性を否定するのは、まったく欺瞞的な態度というほかない。わが軍の兵士たちが劣化ウランへの充分な防備も与えられずに現地でどんどん死んでいるのが、現実なのだ」。

レッジェロ氏は、上院議会がこの問題についての調査委員会をこれまで設置してこなかったことを指弾している。「これこそ、いまや劇的な結果を招いてしまったこの問題について、監督が不行き届きだったという憂うべき事実をしめす証拠である。」

軍人保健監視団のメンバーは、これまで緊急公聴会を開くよう要請してきた。「現地に送り出されたわが国の兵士たちの死亡者数を減らすために、実効性のある予防と防護の方策を調べる」ことを、政府に求め続けてきたわけだ。




★元記事(英文)→

「109 Italian Soldiers Dead So Far From DU In Iraq」

http://www.rense.com/general58/frff.htm

http://bellaciao.org/en/article.php3?id_article=3873