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2012年2月19日日曜日

北九州市の学術研究都市区域を舞台とした「土地転がし」利権が?


はじめまして

いつも興味深く拝見しています。

私ごとなのですが、もし納得していただけましたら、記事にしていただけませんか?ただ他の個人サイトにも記事にしていただきたいとお願いしています。


(環境都市)北九州市の学術研究都市区域のことです。
ここは議員と土建屋の土地ころがしのため学術研究都市と偽ってかなりの農地、山林を犠牲にして大学、研究機関、住宅、商業施設を一期工事として建設しています。大学、研究施設ともに誘致しても進出がなく北九州市立大学と早稲田大学、福岡大学、九州工業大学の分校でどうやら体裁を整えています。研究施設も大して進出がないためまだかなりの研究施設用地が空き地のまま残っています。そこの用途は商業施設用地に変更しています。

私と母はここの2期工事区域に山林を所有しています。

山林には自然樹と植林樹(杉、ヒノキ)があります。植林は亡き父が行ったもので約一万本の苗木を植え、間伐していますので、現在の正確な本数は不明ですが、3-4千本くらいだと思います。50年前からの植林で樹齢は20―50年くらいです。

昨年1月この森林の樹木に対し、土地を北九州市の都市計画のため宅地造成するので北九州市から除却命令が来ました。私と母は山林をそのまま残したいので、福岡県に対し不服申請を出し、この件は現在福岡県庁にて審査中です。

不服申請書類の中で北九州市は福岡県の判定に従うと答弁していたにも関わらず、県からの判定が遅いので平成26年の工事終了期限に間に合わなくなるという理由で今年の2月15日に突然、2月22日から樹木を強制伐採すると通知を送ってきました。

北九州市の人口は1年に約五千人減少しており、旧市街地は空き家や空き地だらけで新たな宅地造成など必要ないのです。

杉ヒノキは日本中でたくさん植林されており花粉症の害も出してはいますが、材木として将来的には貴重な資源となるはずです。偶然ですが、この冬、植林地の半分くらいを森林組合が調査され、その結果「今のうちに、間伐と枝打ちをすれば20年後には素晴らしい材木になりますので、うちでぜひその仕事をしたい」と結果報告を受けました。

自然樹の生えているところも山桜や山藤、かえで、このあたり特有の野生つつじ、山法師とかいろんな木が生えていて、早春はとても美しく、希少生物の生息地でもあるんです。


北九州市は現在環境都市を目指すと称してOECDからも賞を受け、グリーンフロンティアプランとか名づけて百万本植林計画とか音頭を取っています。(環境局に聞いたところ100万本植林計画には盆栽とか、プランター植えのアジサイなんかもカウントに入れるそうで、笑ってしまいました。)

造成される住宅地は環境とはなんの関係もないどこにでもある普通のみすぼらしい住宅です。

本当に口惜しいです。この件を伝える新聞記事のコピーを添付します。


(注:クリックすると大きくなる)
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もしも共感していただけましたら、記事にしてもらえませんか?

お忙しい中目を通していただきありがとうございました。