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2012年1月27日金曜日

29日深夜放送「放射線を浴びたX年後 ビキニ水爆実験」(日テレ系)


NNNドキュメント’12
「放射線を浴びたX年後 ビキニ水爆実験、そして…」55分枠

放送時間: 1月29日(日)24:50~

ナレーター :鈴木省吾

制作 :南海放送

再放送: 2月5日(日) 11:00~  BS日テレ
  2月5日(日) 18:00~  CS「日テレNEWS24」

http://www.ntv.co.jp/document/

1954年。18ヶ所の漁港に鳴り響くガイガーカウンターの音。水揚げされる被ばくマグロ。南太平洋から戻るマグロ漁船の船体や乗組員の衣服、頭髪、そして魚からも、強い放射能が検知された。アメリカが太平洋で行った水爆実験は、広大な範囲で大気と海水と魚などを汚染。「放射性物質」は、日本やアメリカ本土にまで届いていた。しかし事件から7ヶ月後。被ばくマグロが続々と水揚げされる中、日本政府は突如、放射能検査を打ち切った。数日後、両国政府が文書を交わし、事件に幕を引いたのだ。人々の記憶から消え、歴史から消し去られた被ばく事件。なぜ、これまで明るみに出なかったのか。そこには、両政府の思惑と人々の切実な思いがあった。8年にわたる取材から事件の全容を浮かび上がらせる。




▼ 朝日新聞の紹介記事から 抜粋

「ビキニ事件の真実と福島原発被災のいま」
―軽視される低レベル放射線内部被曝を考える―

2011年7月3日今日と・内部被ばくを考えるシンポジウムの記録

東日本大震災で「原発安全神話」は崩壊。


東京電力福島第1原子力発電所の事故は、いっこうに収束のめどがたたないまま、大量の放射能を出し続け、私たち市民のいのちと暮らしを脅かしています。

「妊婦や乳幼児への影響は?」「外出は控えたほうがいいの?」「関西にも放射能は届いているの?」たくさんの不安の声が出されています。

いま、繰り返されている「ただちに健康に影響はない」は本当なのか―ビキニ事件の真実と福島原発被災のいまを検証し、その答えを探ります。

広島、長崎、ビキニ・・・。私たちは過去から学ぶ必要があります。なかでもビキニ事件は、地球規模の放射性降下物(死の灰)汚染、延べ1000 隻を超える漁船の乗組員の健康調査放置など、福島原発被災の今後に警鐘を鳴らす未解決の事件です。

日米政府は核の被害を小さく見せかけるために、低レベル放射線による内部被曝を軽視し続けてきました。

東電と政府の説明は本当のことを伝えているのかを検証していきます。

「のんびり校庭も歩けない!」福島など被災地の子どもたちを苦しめる放射線。

校庭利用はOKと政府が示した緩い年間被曝線量基準が問題になっています。

もとになった国際的な防護基準は正しいのでしょうか。

キーポイントは「内部被曝」。
内部被曝による障害は半世紀以上も無視されてきたのです。

フクシマの今後をこの側面から考えましょう。